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ミロク現る [ニニギとのヘミシンク]

今日、仕事場で、「アカシックレコード・リーディング」って本を読んでいたのだけど。
その中に、「魂の流した涙が、彼女の心の奥に深い湖を作りました。こうして貯められた激しい感情のエネルギーを、彼女は村人たちの幸せのためにつかいました」って文章があって。
一昨年の夏、最愛の母が心室細動で瞬間死してから、無限ともいえる涙を流し続けている私としては、そんな感情のエネルギーの使い方があるのだろうか、と、思いながら。
帰宅して、夕食後のヘミシンク。
結局、私が、フォーカス15にしばらくいってなかった理由は、単にCDを入れ替えるのが面倒だっただけのようで。
この前、WaveⅤのCDのままで、今日もニニギに会いに行ったのだった。

フォーカス12に行くと、もう、大歓迎のニコニコしたニニギが待っていて。
「ミイシャは、俺はもう、それほど必要とされてないと思ってた」って言うので。
「そんなことないよ」と、言うと、肩に手を回されて、ナレーションで15に行ったころには、もう、例の白い家の中。
そこで思い切り、長い時間ハグされて、私とニニギのオーラが混じって、体の下部のチャクラからダンダンにエネルギーが上がってくるのが解った。
そして、眉間のチャクラが拍動したと思ったら頭上から、光の柱がズドンと来て。
ちょっと、光で、体が満ちてしまって、ここままでは破裂しそうなので、ニニギに言って、ハグを辞めてもうと思った矢先。
なんと、体の表面から、一枚、薄皮がぱらりとむけた。
まるで、たまねぎの薄皮の様だったけど、ぱらぱらと剥けて。
私はペロンと一枚、脱皮した感じになったのだった。
驚いている私をニニギは、微笑んで見つめている。
それで、今日の、本の疑問を聞いてみたのだった。
「感情エネルギーを貯めたら、何か、有効利用できるのだろうか?」
すると、ニニギは、隣の部屋のやや大きめの真っ白なドアを示した。
「あけてみて」
開けると、そこには見渡す限りの草原が広がっていた。
やや先のところに、なだらかな丘が見えた。
真夜中のようで、見上げると満天に星が煌いている。
歩を踏み出すと、足に芝がちくちくした。
で、あまりの夜空の美しさに見とれていると。
その時、天からすっと光が落ちてきて、丘の上に金色の塊がたたづまった。
丘が、その光に満たされて、あたりが明るくなったくらいだった。
私はちょっと行きたくなかったけど、ニニギにひっぱられて近寄っていくと。
その、まばゆく輝いている塊は、実は、人の形をしているのがわかった。
でも、人というよりは、仏像のような髪型と服装で、切れ長の目でこっちを見ていた。
「ミイシャ、よく来ましたね」
私は、あいさつするのもおこがましい気がして、もじもじしていると、
「お前様の、問いに答えましょう」と、その光が言ったのだった。
その声は、アルトの円やかな声なのだけど、女性の声ともいいきれない感じ。
「お前様の、お母様への悲しみのエネルギーは、涙にしなければ、お母様への愛のエネルギーです。ちがいますか?」
「それは、そうです。母が好きだったから、会えないのが寂しくて、涙が出るのです。いつまでも……」
「いつまでも?」
私は、頷いた。
「いつまでも、どれくらいでも、無限といっていいほど……。それには、自信があります」
するとその人は、口角を上げて、目を細めた。
「無限の愛が、役にたたないことなど、ありましょうか」
「役にたちますか? なにか、小さなことにでも、たすけになったしたら、私の残りの人生、意味あるかなぁって、おもってるんですけど」
その人が微笑んで、サァッと光の半径が広がったところで、帰還のナレーションが入ったので、私は戻ることにしたのだけど。
最後に、名前をきいたら、「ミロクです」って、言ってたので驚いた。
ウチには、私がお連れした阿弥陀さんがいるので、私は阿弥陀さんとは、お友達だけど。
ミロクって、さぁ~。
って思ったけど、ミロクさんはそんなことには頓着する様子もなく、
「また、ここにいらっしゃい」って、言っていた。
ニニギに送られて、12に戻り、C1に帰還したけど、その間、フォーカス10くらいに戻るところで、なんだか、もわっと、体脱っていうか、肉体にすんなりもどるのに、ちょっと時間がかかってしまった。
母へのエネルギーが何かの役にたてば、残りの人生、有効だなぁと思った。
私が、この3次元空間にどれほどいるのかわからないけど、生まれてきた意味の一端は、そのあたりなのかもって、ちょっと思った。


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